通話用のイヤホンマイクとしての AZLA TRTNITY USB-C
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背景
手軽に使えるマイク付きのイヤホンが欲しかったので、音質評判の良い AZLA TRINITY の USB-C バージョンを購入しました。
気になる実測値とケーブル仕様
公式には記載されていないマイク周りの寸法を計測したところ、筐体からマイクユニットまでは130mm、マイクホールまでは152mm、左右の分岐部までは365mmとなっています。
マイク位置の問題点
イヤホンを装着すると、マイクユニットが右外側45度くらいの位置に来てしまいます。 実際に通話で使用すると、自分の声は若干小さめに拾われる一方で、環境音はしっかり拾ってしまうため、通話品質はいいとは言えませんでした。
マイクユニットの使い勝手
マイクユニットには音量調節ボタンはなくミュートボタンのみです。 このボタンは押下に結構な力が必要で、保持時にもめんどくささを感じます。これは緊急時の操作には不向きで、ボタンを押すと「プチッ」という音がしっかり入ってしまうため、実質的にミュート機能は使い物になりません。
ケーブルスライダーの問題
スライダーが硬質プラスチック製のため、一定位置での固定ができずスルスルと動いてしまいます。イヤホン使用中に調整しても分岐部まで落ちてしまい、上方向もマイクユニット部までしか上がらないため、収納時の絡まり防止効果は限定的です。
ケーブル品質について
ケーブル自体はコシがあってしっかりとしており、絡まっても解きやすく耐久性も期待できます。 ただし、持ち運び時に雑にまとめると嵩張ってしまうため、丁寧にくるくる巻いてあげる必要があります。
通話用のイヤホンマイクとしての AZLA TRINITY
音質の評判は良いですが、マイク周りはとりあえず付けました感が強くあまり良いとは言えないと感じました。 TRINITYが気になる場合は割り切って 3.5mm 3極 の仕様を買うことをお勧めします。